京都市の皮膚科【ほんだ皮フ科クリニック】左京区、上高野、岩倉の皮膚科は当院へ

京都市左京区上高野車地町139 宝ヶ池クリニックモール3階

075-366-4226

Plastic Surgery
形成外科

  1. トップ
  2. 形成外科

形成外科の役割

形成外科

日帰り手術にも対応しています

形成外科では、体の表面組織に生じた異常や変形、欠損に対して、専門的な技術を用い、機能はもとより形態的にもより正常に、より美しく「形成」する外科です。形成外科領域の診療経験や知識も豊富な院長が、なるべく早く綺麗に傷を直す、をコンセプトに外科的治療を行います。当院は手術室も完備しており、局所麻酔による粉瘤(アテローム)の日帰り手術を専門に行っており、それに加え、熱傷や外傷の治療も積極的に行っております。

主な取り扱い疾患

粉瘤(アテローム)の手術

形成外科

粉瘤は手術による治療が必要

粉瘤は良性腫瘍ですが、皮膚のできものとして代表的な疾患であり、徐々にサイズが大きくなったり、中から強い臭いを発生することもあります。粉瘤は内部で細菌感染を起こすと赤く腫れ上がって痛くなり、中から膿が出てきます。そのため、感染を起こす前に局所麻酔の手術で摘出し、根治する必要があります。
当院では、粉瘤の診断の際、視診や触診だけでなく『超音波診断』という痛みの伴わない検査を体の表面から行い、大きさや深さ、形の正確な確認を行なっています。周辺の血管の流れなども確認することで手術の計画が立てやすくなり、摘出手術の際の表面の皮膚を切除する大きさが出来る限り小さくなるようにデザインすることができます。

形成外科にも精通した医師
による診断と治療

院長は日本皮膚科学会より皮膚科専門医・指導医として認定されている皮膚科医で、
粉瘤に対する手術など形成外科領域の診療経験も豊富です。
なるべく早く綺麗に傷を直すことにこだわって手術を実施しているのに加え、
手術によって摘出した腫瘍を病理組織検査にて最終診断を行なっています。

粉瘤のスピーディな手術

当院は、粉瘤の日帰り手術(※術前・術後に通院が必要になります)にも対応しています。
手術方法は、①粉瘤の表面をメスで紡錘形に切り取り摘出する方法(メス切開法)と、
②特殊な筒状のメスで粉瘤に小さな穴を開けて粉瘤の袋を取り出す方法(くりぬき法)の2つを採用しています。
粉瘤のできた場所や大きさと超音波検査によって①か②のどちらの手術が適しているかを判断します。
いずれの手術方法になった場合も、傷跡がなるべく小さく、手術時間も短くなるように配慮しています。
京都市内のクリニックでは少ない、しっかりとした手術室を完備しておりますので安心してご来院ください。

ほくろ除去

形成外科

ほくろは皮膚に現れる黒い色素細胞の塊で、まれに悪性の可能性がある場合もあります。 そのため、ほくろに変化が見られる場合は、早期のチェックと必要な治療が重要です。
当院では、皮膚科専門医の院長によるほくろの専門的な診断と治療を行っております。
良性のほくろと診断した後、炭酸ガスレーザー、外科的切除によって除去することが可能です。
レーザー治療は、傷跡を最小限に抑えながら、ほくろを除去できる方法です。痛みが少なく、施術後の回復も比較的早いことが特徴です。
小さなほくろや浅いほくろに適しています。
外科的切除は、芯の深いほくろや大きなほくろの場合に行います。切除後は、傷が治癒するまでテープで保護して紫外線を除去しつつ定期的な経過観察が必要です。

やけど

形成外科

やけどは日常生活において非常によく見られる外傷の一つです。
ポットのお湯、お茶などの飲み物、スープ類など高温の液体によるやけどが多く、ストーブやアイロンなどへの接触によるものも見られます。
冬場は湯たんぽによる低温熱傷を起こす方も多くいらっしゃいます。
やけどはその症状、深さによって1度から3度に分けられますが、いずれの場合も初期の対応がとても大事です。
熱傷は皮膚の奥の組織をじわじわと壊していきます。
軽症だと思ってもご自身で判断することなく、すぐに患部を15分~30分程度は水道水あるいは氷嚢などで冷却し、手持ちがあればワセリンなどの軟膏と清潔なガーゼで患部を覆った上で来院してください。
受傷からの時間経過ややけどの深さ、状態によって外用薬の使い分けながら治療していきます。
なるべく痕にならず治るよう、最適な治療方法を提案させていただきます。受傷後早めにご来院ください。

外傷(擦り傷、切り傷)

形成外科

日常生活を送っていると、誰もがケガをする可能性があります。
ケガの種類としては転んだときなどに皮膚の浅い部分が擦りむける「擦り傷(擦過傷)」、鋭利な刃物やガラス片などで傷がつく「切り傷(切創)」、何かにぶつかるなどして皮膚が裂ける「裂挫創」などがあります。
切り傷は受傷から早め(なるべく24時間以内)であれば縫合ができます。
咬創など、感染のリスクがあると考えられる場合は、縫合することは感染を悪化させるため、抗菌剤の服用や抗菌外用薬による治療を選択します。
傷の状態や深さによって処置の方法が変わりますのでそれぞれに合った方法をご説明いたします。

傷痕に対する治療

形成外科

傷ができてしまった後、治った傷跡が経過によっては徐々に色がついて目立ったり盛り上がったりすることがあります。
傷を完全に消すことはできませんが、少しでも傷が目立たなくなるように手術や飲み薬、貼り薬、ステロイド局所注射などをご提案させていただきます。