京都市の皮膚科【ほんだ皮フ科クリニック】左京区、上高野、岩倉の皮膚科は当院へ

京都市左京区上高野車地町139 宝ヶ池クリニックモール3階

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General Dermatology
一般皮膚科

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皮膚疾患全般を診療

皮膚疾患全般を診療

皮膚科専門医による丁寧な診察を心掛けています

老若男女問わず、皮膚は様々なトラブルを起こすことがあります。まずはお困りの症状をよくお聞きしながら診察をして的確な診断を行うことに努めております。診断した皮膚疾患の病態をわかりやすく説明し、一人一人の症状に合わせたより最適な治療法をご提案します。 起きている皮膚症状の背景にある原因を少しでも追究できれば根本治療に繋がりますので、お困りの症状を詳しくお聞かせください。

主な取り扱い疾患

アトピー性皮膚炎

一般皮膚科

アトピー性皮膚炎は、全身の乾燥肌をきっかけに痒みのある湿疹が全身、特に首や肘、膝などの関節部に繰り返し現れます。 原因の一つに、遺伝的な要素も関わっています。 治療方法は、皮膚に薬を塗布する外用療法が基本となり、ステロイド系の外用薬とステロイド以外の免疫抑制薬の塗り薬があります。 保湿剤を日々のケアとして塗布する習慣も大切です。
当院では外用方法もきちんと具体的に指導させていただきます。 また、痒みを抑える抗アレルギー薬を内服することも有効です。 外用療法で治療が奏効しない場合、アトピー性皮膚炎の特効薬となる注射薬(生物学的製剤)も選択できます。

ニキビ

一般皮膚科

ニキビは小学生から大人まで発症する毛穴の疾患です。
皮脂の分泌が盛んになると毛穴に皮脂が貯留することで生じ、
毛穴の中で老廃物が増えてさらにアクネ菌が繁殖すると化膿して跡が残ってしまいます。
治療方法は、皮脂や角質を取り除くピーリング作用のある外用薬や外用抗菌薬などをそれぞれの症状に合わせて選択します。
ビタミン剤や抗菌薬、漢方薬の内服療法も効果的です。
当院ではイソトレチノインという内服薬(自費治療)も提案可能ですのでお気軽にご相談ください。

じんましん

一般皮膚科

皮膚の表面がわずかに盛り上がった赤い膨らみ(ミミズ腫れ)が数分~24時間以内にできて消えていく疾患です。
痒み以外に、チクチクとした痛みを伴うこともあります。
原因は食べ物や薬剤などの体内への取り込み、何らかの感染症、ストレスなど様々ですが、原因が特定できないことも少なくありません。
原因解明のため、アレルギー反応を調べる血液検査を行うこともあります。
治療方法は、抗アレルギー薬の内服療法になります。難治の場合には漢方薬の内服や注射薬を追加することもあります。

水虫(足白癬、爪白癬)

一般皮膚科

白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)が皮膚に感染する病気です。
足のかゆみ、水ぶくれ、皮むけや爪の変形、などの症状が現れます。
同居者への感染リスクが高くなるので、早期に治療することが重要です。
診断には視診(目による診察)だけでなく、白癬菌の存在を顕微鏡で確認することが必須です。
汗による湿疹等と誤診されているケースもあり、皮膚科専門医による正しい診断が必要です。

かぶれ(接触皮膚炎)

一般皮膚科

特定の物質やアレルゲンなどが肌の一部に触れて生じる湿疹の一つです。
化粧品や合成洗剤、金属アクセサリー、消毒薬、化学繊維、ほこり、花粉など身の回りにあるさまざまな物が原因になりえます。
主な症状は、皮膚に赤いブツブツや水疱がみられ、強いかゆみを伴って広がっていきます。
原因物質を調べる検査として、パッチテスト(正常な皮膚に原因物質と思われるものを貼付して反応を調べる)を行います。
原因を特定することができれば、その物質を除去した上、ステロイド系の外用薬や抗アレルギー薬の内服薬などで治療していきます。

ふけ症(脂漏性皮膚炎)

一般皮膚科

主に乳児と思春期~40代の男性でみられ、皮脂の分泌が活発な部位(頭部、顔面、腋窩、鼠径部)で発症しやすい疾患です。
皮膚にかさぶたや赤みと細かな白いフケ(鱗屑)がみられ、かゆみを伴うこともあります。
毛穴から出てくる皮脂の分泌機能異常、皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が過剰に増殖することが原因です。
ビタミンBなどの代謝異常、ホルモンの乱れなども関連しています。
ステロイド外用剤を使って炎症を抑える治療が一般的ですが、カビ(真菌)の繁殖を抑える抗真菌外用剤を併用することも効果的です。

乾癬

一般皮膚科

銀白色のふけのような厚くて白い角質(鱗屑)を表面に伴い、境界明瞭な盛り上がった紅斑が全身に現れます。
大きさ・数・形は様々で、頭部、項、肘・膝、臀部、下腿などの摩擦を起こす箇所に生じやすい疾患です。
爪の変形や関節炎を伴うこともあります。掌蹠膿疱症という、手足に膿疱が多数生じる類縁疾患もあります。
乾癬は慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返しますが、症状の強いところには紫外線療法(エキシマライト)を行うことで症状が緩和されます。

単純ヘルペス、帯状疱疹

一般皮膚科

単純ヘルペスは口や陰部など限局した部位に痛みを伴う小さな水疱が多発するのが特徴で、一度感染するとウイルスが体内に潜伏しているため免疫力の低下時に再発を繰り返します。
帯状疱疹は子供の頃に水ぼうそうとして潜伏したウイルスが免疫低下時に活性化して現れる病気です。
紅斑と小さな水疱が帯のように体の一部の神経領域に沿って出るのが特徴で、かゆみよりも痛みを伴うことが多いです。
帯状疱疹後神経痛と言って皮疹が治った後も神経痛の後遺症が残ることがあるため、早めの治療が必要です。
また、帯状疱疹はワクチン接種でしっかりと予防ができる時代です。
神経痛の後遺症で悩まされないためにも、18歳以上の方は帯状疱疹ワクチン接種を推奨しています。
治療はいずれの疾患もウイルスを抑える抗ウイルス薬の内服療法を行います。

尋常性白斑

一般皮膚科

尋常性白斑は、何かしらの原因によって、皮膚の色が部分的に白く抜けてしまう(後天性の)色素脱失症の一つです。
メラニンという色素を作る細胞が減少あるいは消失することが原因とされています。
白斑は境界がはっきりしたものが神経領域に沿って生じる場合や、体の広範囲にわたって生じる場合もあります。
発症する背景に甲状腺機能異常や膠原病の素因がないかを血液検査で調べることをお勧めします。
治療にはステロイド系の外用薬の他、当院では保険適応となる紫外線療法(エキシマライト)を行うことも可能です。

ひょうそ(化膿性爪囲炎)

一般皮膚科

ひょうそは、指や足の爪の周りに炎症と強い痛みを起こす感染症です。
ささくれをむしったり巻き爪で圧迫されたりする原因で爪の縁にできた軽微な傷から細菌やウイルス感染を起こして爪の周囲に炎症を起こします。
放っておくと悪化して膿瘍が形成されてしまいますので、早期に排膿処置と抗生剤の内服治療を行う必要があります。

ほくろ(色素性母斑)

一般皮膚科

生まれつきある黒いほくろは良性であることが多いですが、「足の裏のほくろ」や「突然できたほくろ」、「急激に大きくなったり黒くなってきたほくろ」などは悪性の可能性もあるため早めに受診してください。
ダーモスコープという皮膚科専用のカメラで詳細な観察を行うことで診断が可能です。
ほくろを含む皮膚のできものについては日帰り手術やレーザー治療も行なっておりますのでお気軽にご相談ください。

いぼ(脂漏性角化症)

一般皮膚科

手のひらと足の裏以外の皮膚のどこにでも生じる、茶色や黒色でざらざらとした表面の盛り上がったできものです。
一般的に紫外線暴露や加齢が原因といわれる皮膚の良性の腫瘍の一つです。
液体窒素による冷凍凝固療法、炭酸ガスレーザーによる焼灼、手術で完全に切除する方法がありますので、希望に沿った治療法を選択していただけます。

たこ、魚の目
(胼胝、鶏眼)

一般皮膚科

いずれの疾患も足の裏や手の皮膚が厚くなっている状態の一つです。
たこは荷重部の皮膚が上方に均等に厚く盛り上がります。
魚の目は、厚くなった角質が皮膚の内部に向かってくさび状に芯ができるため、荷重がかかると痛みが強く現れます。
治療としては硬くなった皮膚をメスの刃で優しく削り取ります。
放置しておくと深い潰瘍になって出血や細菌感染を起こすことがあるため痛くなったら早めに受診してください。

巻き爪(陥入爪)

一般皮膚科

巻き爪とは爪が湾曲するように変形し、皮膚に食い込みやすい状態のことで、主に足の親指の爪に見られます。
巻き爪が強くなると軽微な圧迫で疼痛を生じて陥入爪になります。
爪が皮膚に食い込んで痛みや炎症を起こした状態のことを陥入爪と言います。
巻き爪だけでなく、爪の誤った切り方、いわゆる深爪が原因になることが多いです。
陥入爪になると、歩行できない程の痛みを伴うこともあり、炎症が生じると腫れによりさらに爪の食い込みが強くなり、ますます炎症がひどくなる悪循環になります。
悪化する前に適切な処置が必要ですので、痛みを感じたら早めにご相談ください。
巻き爪に対してはワイヤーを用いた矯正治療(自費治療)を行うことができます。
陥入爪は軽症であればテーピング法やガターチューブ法などで対応できますが、重症な場合は局所麻酔下での手術(部分爪甲切除術:保険治療)などを行います。

円形脱毛症

一般皮膚科

脱毛斑が頭部に丸い形で出現し、徐々に拡大あるいは数が増えて融合していく疾患です。
重症の場合には頭部全体で急激に脱毛が進行して抜け落ちてしまうこともあります。
発症要因は明確に解明されてはいませんが、ストレスや遺伝的要素、アトピー性皮膚炎の背景が考えられています。
ステロイド系の塗り薬や注射、頭部の血行改善に繋がる内服薬などで治療をしますが、紫外線療法(エキシマライト)がとても効果的です。
院長は慶應大学病院などで脱毛症の専門外来を担当し、治療経験も豊富ですので是非一度ご相談ください。

手荒れ(手湿疹)

一般皮膚科

手指や手首などに、水疱、赤み、かゆみ、ひび割れなどの症状が起こる状態を総じて「手荒れ」と呼びます。
仕事上(医療・飲食・美容院など)や普段の生活で頻繁に手を洗う方や、洗剤を素手で使用する機会が多い方でよく見られます。
アルコール消毒では手の油分と水分いずれも蒸発してしまうため、手が乾燥してしまい、頻回の消毒も手荒れの原因となります。
保湿剤を用いたスキンケアが重要であり、症状がある部位にはステロイド外用を行うことで症状は緩和されます。
寝る前に薬の塗布後、綿の手袋を着用しておくと効果的です。
手荒れに見えるような症状でもカンジダや水虫感染の可能性もあるので、顕微鏡で真菌の有無をチェックすることもあります。

痒疹

一般皮膚科

痒疹とはかゆみの強い丘疹や結節(ブツブツした皮疹)です。
中高齢者に多く、難治で症状が長期間続くことも多いです。
虫刺されなどに続発する「結節性痒疹」や、ブツブツした皮疹だけでなく蕁麻疹のような浮腫性紅斑(すこし盛り上がった赤い皮疹)が混ざる「多形慢性痒疹」という亜型があります。
糖尿病、腎不全、肝障害、悪性腫瘍など様々な基礎疾患を背景として発症することがあるのできちんと全身検査が必要です。
治療は痒みを抑える抗アレルギー薬の内服やステロイドの外用や貼付を行いますがなかなか効果が出ないこともありますので、紫外線療法(エキシマライト)も併用していきます。

食物・金属アレルギー、
花粉症

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食べ物が原因となって引き起こされるアレルギーが食物アレルギーです。 乳児期の場合、成長するにつれて耐性を獲得し、アレルギーが出なくなることが多いですが、成長してから発症した場合はその可能性が低くなります。
金属アレルギーは接触皮膚炎の一つで、特定の金属に接した部分に赤いブツブツや皮膚の盛り上がり、水疱ができ、強いかゆみを伴います。
アレルゲンとなる花粉やハウスダストを恒常的に吸入することにより、鼻の粘膜でアレルギー反応を起こすのが花粉症などのアレルギー性鼻炎です。 季節性の症状の方もいれば、通年で症状が出続ける方もいます。
いずれも治療としてはまず、原因となる物質を特定することが大切です。
アレルゲンを同定するためにスクリーニングとなるアレルギー血液検査を行います。 金属アレルギーについては検査を実施している提携医療機関をご紹介可能です。
スギ花粉やダニのアレルギーに関しては体を慣れさせる『舌下免疫療法』も行っております。
他院ですでに治療を開始されている方も継続処方可能ですのでお気軽にご相談ください。